著書のご紹介

私のマーシーレベルは∞(むげんだい)

タイトル:私のマーシーレベルは∞
(むげんだい)
出版社:東洋出版
発売日:2017年9月7日
ISBN-10:4809678725
ISBN-13: 978-4809678721
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プロローグ もし、地球に自分ひとりしかいなかったら
第1章 人にはコミュニケーションが必要
1.すべては「好き嫌い」で決まる
2.人の感情は常に動く
3.好き嫌いの気持ちのもち方
4.「好き嫌い」に対処する
5.「好き嫌い」はどのように影響する?
(1)個人的な環境
(2)公的環境(相互型)
(3)公的環境(一方型)
6.「やらなければならないこと」を「やりたいこと」に変える
7.「必要とされる人」が、よいコミュニケーションをつくる

プロローグ もし、地球に自分ひとりしかいなかったら

もし、地球に自分ひとりしかいないのであれば——。
ある日、自分以外の人が街から突然消滅してしまったらあなたはどうしますか?
誰の助けも借りず、自分ですべてを決めて行動し、生きていかなければなりません。
まず、生きていくための食料や水を確保します。スーパーに缶詰やペットボトルなどが残っている間はいいですが、なくなれば自分で確保しなければなりません。
種苗店から種を持ちだして栽培を始めたり、魚釣りや野生動物の狩りに行ったり、湧き水を探す、川の水をろ過するなどが日常になっていくでしょう。

そもそも電気やガス、水道のインフラは停止し、石油やガスコンロのガスもいずれなくなりますので、火をおこす術を身に付ける必要があります。
当初、ガソリンが手近にある間は、自動車やバイクも動きますが、そのうちそれもできなくなります。最終的に移動は自転車ということになるでしょう。もちろん、壊れたときには修理も自分がします。
健康でいないと、病院に行っても何がどの薬かわからないので、治療薬辞典は手放せません。薬のある間はいいですが、なくなれば大変です。

地位があっても、お金持ちであってもここでは何の役にも立ちません。
本は読み放題ですが、得た知識の全てをつかう場所もありません。出世したつもりになって社長の椅子に座って満足しても、会社自体が機能していないので意味がありません。
他に人がいないので、他人と接するのが嫌いな人の要求は満たされますが、二度と誰とも会話ができないことは、苦痛以外のなにものでもありません。
自分に何の役割もない、他人との接点もない、会話もない社会にどれだけ住んでいられるのか、想像してみてください。

こうして考えると、私たちはとても恵まれた、便利な社会で生きているのだと気づきます。また、人との接点がいかに愛おしいものかもわかります。
長い歴史をかけて人が文明を起こし、文化をつくってきました。物をつくり、産業を育成し、制度をつくりシステムを開発し、経済を発展させ、国民の生活を豊かにしてきました。
当たり前のことを説明していますが、今の生活が、実は当たり前ではないことを知らなければならないのです。
少し大上段になりましたが、結局のところ、人はひとりで生きているのではありません。私たちは生まれてから最期まで、自らの役割を果たすために、多くの人に助けてもらいながら生きているのです。

とりわけ仕事を行う社会人として、より良く、そして思い通りに生きられるようにしていくためには、よいコミュニケーションをとることが欠かせません。そして、「どのような人間関係をつくるのか」を考えて行動することが大切である、ということを心の底から理解してほしいと思います。

よいコミュニケーションにより、よい人間関係をつくるためには、相手から好かれることが必要です。多くの場合、人間関係は大きく「好き嫌い」に影響を受けるからです。
もちろん、その感情をもつにいたる理由は複雑であり、人により異なります。また、好きや嫌いの感情を超えて、人間関係を維持しなければならないこともたくさんあります。しかし、好きであれば、物事をうまく進めることができるし、嫌いであれば、真剣に対応できないという、とても簡単な原理で人間関係が成り立つことが多くあると考えています。

相手から好かれるためには、どう行動すればよいのか。嫌われている原因は自分にあるとの前提に立ち、相手を鏡にして自分の行いを映し、自分を修正しながら、思い通りに生きられるための自分をつくることが本書のテーマです。

好かれる人には、「好かれるための態度や行動の要素」があります。好かれるために何をするのか、そのための体系的な枠組みCAN(キャン)モデルを説明します。
正しい仕事の姿勢(Correct attitude)、適切な行い( Appropriate action)、必要とされる人(a person Needed)の3つ(CAN)が、社会人として成功する要素であり、これらを身に付けて仕事をすることが必要です。

そもそも、相手が自分をどう思っているのか。単に好きか嫌いかという単純なレベルではなく、好きや嫌いには程度があります。

大好きや大嫌い、大好きが高じて愛している(=仕事においては、尊敬している)という気持ちや、大嫌いが進み、憎いという気持ちになることもあるでしょう。なんとも感じない、というレベルや、少し好き、少し嫌いというレベルもあります。

さらに、愛しているという気持ちの上に「慈しみ」の気持ちがあります。慈しみは、マーシーといいます。本書では、慈しみを含め、好き嫌いの気持ちを10のレベルで分け、マーシーレベルと呼んでいます。

周りを見渡すと、自然にこうした行いをしている、できる人がたくさんいます。
彼らは本当に信頼できるし、誰からも好かれています。皆から、スゴイ人だと一目置かれている人たちです。彼らは自分なりの方法で、相手の自分に対する評価を機敏に感じ取り、自分の行いを修正しながら、成果を挙げています。
人の気持ちは、常に環境に左右されて移ろうものです。いわんややりたいこと、やらなければならないことのために闘わなければならない社会において、好かれ続けて仕事をすることはとても難しいことです。できる人たちの多くには、慈しみの気持ちがあることがわかります。 慈しみの気持ちをもつことが相手から高く評価されて、よい人間関係をつくり、仕事で大きな成果を挙げているのです。

慈しみの気持ちを意識しながら、目の前のミッションを果たすための好かれる行いが、今の社会では求められています。

CANやマーシーレベルの考え方を身に付けることで、誰もが相手を包み込む力をもつ自分になることができます。それは誰からも好かれ、愛されて、思うように生きられる自分をつくることを意味しています。

常に自分の行いを客観視し、好かれるレベルを拠り所にしながら、自分の問題点を修正することが癖になる——そうすることで、自分がどんどん変われていることに気づきます。
それは自己満足ではなく、相手の反応が変わることで実感できるものです。「こんなに喜んでもらえる、好きになってもらえるのか」を実感しながら、毎日自分が成長していることを感じられる喜びを生み出します。この連鎖は、あらゆる場面でコミュニケーションを活性化させ、よい人間関係をつくり、新しい価値をつくることでしょう。
皆が喜ぶ、よいコミュニケーションをたくさんつくり、よい人間関係を街に溢れさせることで、新しい価値をより多くつくりだす。一人ひとりがお互いを思いやり、好かれ合い、仕事ができる環境がつくれれば、これほど嬉しいことはありません。

なお、マーシーレベルの考え方は、仕事をする社会人を対象としていますが、CANやマーシーレベルを拠り所にした行いをする人は、仕事の場だけではなく、地域にも大きく貢献します。自らの行動を変え、自分を変革しながら好かれる力をもった多くの働く人は、家庭でも地域などプライベートでも、その考えや行いを実践し、思いやりに満ちた人間関係をつくりあげることができるからです。多くの方々が新しい自分をつくるために、本書が少しでも役立つことを願っています。

平成29年4月吉日
石井 友二

サクセスキューブ このフレームワークであなたも必ず成功できる

タイトル:サクセスキューブ このフレームワークであなたも必ず成功できる
出版社:幻冬舎
発売日:2018年9月6日
ISBN-10:4344033582
ISBN-13: 978-4344033580
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第1章成功のフレームワーク【サクセスキューブとは何か】
成功とは何か/成功には大小がない/成功を繰り返すことで得られるもの ほか
第2章成功のための6つの要件【サクセスキューブ基礎編】
思いを信念に変える/豊かな人間力がなければ、はじまらない/達成感を得られなければ成功しない ほか
第3章サクセスキューブを身につける【サクセスキューブ解説編】
サクセスキューブのフレームワークに習熟する/キューブは徐々にうまく早くできるようになる/満足を早く得られる理由 ほか
第4章サクセスキューブをどう使うか 【サクセスキューブ実践編】
日々の仕事をキューブに当てはめて行ってみる/キューブの大きさ/善のサクセスキューブをつくり続ける ほか
第5章人生のサクセスキューブ
人生のキューブと日常のキューブ/最期の人生のキューブ/会社もキューブそのもの ほか

成功のための枠組みつくりました

人は誰でもうまくやりたいと思って行動しています。やりたいことややらなければならないことがあるからです。どのようにすれば、うまくやれるのか、満足できるのか、そして達成感を得ることができるのかを考えることが大切です。

まずは、何をしたいのか、しなければならないのかについて、思いをもつことが必要です。ただ、思っただけでは何も解決しません。思いを信念に変えることが必要です。これは俺にしかできない、私がやるんだという意志がなければ行動につながらないからです。これをやらなければと思い続けても行動につながらなければ物事は達成しません。

なので、思いの次に信念が必要であると覚えておかなければなりません。次に何かをするときには技術が必要です。技術を身に付ける必要があります。技術にはどのようなものがあるのかについては様々です。何をしなければならないのかにより当然変わりますよね。それを列挙してチェックしなければなりません。そして重要なのは、人間力です。

人は一人で生きているのではありません。多くの人に支えられて、またあるときにはこちらが助けながら何かを行い、生きています。ですから、どれだけ相手のことや社会貢献することを考えて行動するかにより大きく成果は異なります。何かを成し遂げるときの人間性がとても大切になるのです。

もちろん、技術や人間力を身に付けるときには第三者とコミュニケーションをとらなければなりません。さらに何かを伝えるときにもコミュニケーションが求められます。コミュニケーションがうまくできなければ、ことは成就しません。成功のためには、思いと信念、技術と人間力、そしてそれらをコントロールするコミュニケーションが必要だという結論です。結果達成感を得る。思い、信念、技術、人間力、コミュニケーション達成感を6つの成功の要件としています。

しかし、これらを日常的に活用するためには、自分の行動に容易に反映させる方法を考えなければなりません。そのために、サイコロを道具として使います。サイコロは1から6までの数字が振ってある正六面体ですが、あるとき、サイコロの目を一つひとつたどると、上記の6つの成功要件を表すことができることを発見しました。そもそもサイコロは遊具ではなく、我々を成功に導くための道具であったという仮説です。

これをサクセスキューブと名付けました。何かをしたいとき、しなければならないとき、サクセスキューブを頭に思い浮かべます。一つひとつ振られた目にそって、1思い→2信念→3技術→4人間力→5コミュニケーションとサクセスキューブをつくりあげていくと、そのでき具合により満足が溜まりキューブが完成したときの、6達成感がつくられキューブが完成します。

人の器もキューブであり、もってうまれた箱に、日常のキューブ(サクセスキューブ)を埋めながら生きています。自分の器を大きくすることも、せっかく持って生まれた自分の器にサクセスキューブを埋めきれず、器を使い切らずに最期を迎える人もいます。自分の器をイメージし、日頃からたくさんの思いをもちながら行動し成果をあげ続けていく必要があると考えています。

もちろん、うまくいかないことも凹むときもありますが、サクセスキューブ、そしてキューブの6要素を常に思いうかべて行動することが人生を充実して生きるポイントです。

実は、人もキューブのかたちをしていて、思いは足に意識し、信念は背中に現れます。そして左腕は技術、右腕は人間力(君は私の右腕だというときにはたいていその人の人間力を買っています)、顔や胸、腹など正面はコミュニケーションを図る面であり、達成感は頭で感じるものだという仮説です。

基本的に人間はキューブを表しているという結論です。鏡を見ながら、また意識をしながら自分がキューブであり、いくつかある思い事にどこまでキューブができているのかを考え、不足するところを見つけて行動につなげるように自分を鼓舞していくことが有効です。

思いを達成するためにはキューブの概念を覚える、そして自分自身がキューブを化体(けたい)していると、受容れることが重要です。

なお、会社もキューブです。社員が一つ一つ仕事の成果をあげて、やらなければならないこと、やりたいことのキューブを完成させ、社長の器で設立された会社のキューブに入れる活動が日々行われています。キューブを完成し、会社のキューブに入れて積み上げていくことで、会社も当初の器を大きくして会社を成長させることができます。

もちろん、せっかくの会社の器がありながら、器をつかいきれずに終わってしまう会社もあることでしょう。(もちろん、この文脈での会社は病院やクリニックに置き換えて考えなければなりません)。キューブづくりをしっかりと理解して、行動する社員(職員)が多ければ多いほど、会社が大きくなることがよく理解できます。ということを詳しく書いた本を出版しました。電子ブックもあります。

平成30年9月吉日
石井 友二